富山市における、「相続不動産による兄弟間のトラブルを解決」するまでを事例形式で３つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。

解決したいトラブル・課題

均等に相続するには、どのような方法がベストなのか、N様兄弟は専門家に相談することにしました。

不動産会社の探し方・選び方

N様兄弟は相続問題に精通していそうな不動産会社をネットで調べ

• 相続問題の解決実績が豊富
• 相続の手続きのサポートも可能

上記2点を重視し探し、いくつかの不動産会社に問い合わせました。
「相続の手続きのサポートも可能」な点を重視した理由は、提案から手続きまでを一括して任せられたらスムーズに進めることができ楽だと思ったからです。

N様の「トラブル・課題」の解決方法

N様は、いくつかのホームページを見比べた結果、相続に強い税理士や司法書士といった専門家と連携している弊社に魅力を感じたようで、相談していただくことになりました。

N様兄弟のケースは「代償分割」を選択することで解決できます。
まずは「代償分割」について説明を行いました。

1．「代償分割」とは

「代償分割」とは、相続人が複数いて不動産のように分割が難しい資産が含まれている場合、特定の相続人がその財産を引き継ぎ、他の相続人に代償金を支払うことで調整する方法です。

土地を査定した結果、査定価格は510万円でした。
お父様の金融資産は400万円だったため、N様が弟様に55万支払えれば均等を保つことができます。

2．代償分割の流れ

代償分割の流れは以下になります。

1．遺産の分割方法を代償分割に決める
2．代償金を決める
3．遺産分割協議書作成
4．代償金を支払う

3．「結果」

N様兄弟は代償分割を行うことで同意し、N様が弟様に一括で支払うことになりました。
遺産分割協議書の作成や、名義変更等のサポートは弊社がさせていただきました。

弟様も均等に相続することができれば問題なかったので、満足されているそうです。
その後、N様から「弊社のおかげで弟と揉めることなく相続することができた」とお礼の電話をいただきました。
弊社としてもお客様の満足いく結果で終われたことを大変うれしく思っています。

お客様の相談内容

売却物件 概要

相談にいらしたお客様のプロフィール

お客様は富山市にお住まいの60代のO様です。
お母様がお亡くなりになり、O様と弟様はご実家を相続することになりました。
O様は現在の家からご実家に移り住む予定はなく、売却して売却益を均等に分けようと考えていましたが、もともとご実家にお住まいだった弟様はこのまま実家に住み続けることを希望しています。

解決したいトラブル・課題

弟様がそのままご実家に住み続けたい気持ちは理解できますし、O様自身も思い入れのあるご実家を手放すのに躊躇いを感じています。
しかし、相続財産は実家のみのため、公平な相続を望んでいるO様は、売却が二人にとって最善だと考えています。

O様は均等に不動産を相続するいい方法はないか、専門家である不動産会社に相談してみることにしました。

不動産会社の探し方・選び方

通いやすさを優先し、市内にあるいくつかの不動産会社に問い合わせて話を聞くことにしました。その際に、

• 複雑な相続問題にも対応可能
• 分かりやすく丁寧に説明してくれる

上記2点を重視することにしました。
不動産を相続するのが初めてだったO様にとって「分かりやすく丁寧に説明してくれる」点はとても重要でした。

O様の「トラブル・課題」の解決方法

結果、問い合わせた不動産会社の中で一番「丁寧で親切な対応をしてくれた」とのことで弊社に相談いただくことになりました。

O様は「実家を売却し、現金化して均等に分けたい」、弟様は「そのまま実家に住み続けたい」というご意向だったため、お二人が納得できるように「代償分割」を提案しました。
ひと通り説明を終えた後、O様から「代償金はどうやって決めて、どのくらいの金額になるか」と質問を受けたので詳しく説明申し上げました。

1．代償金額の決め方

代償分割では、不動産をどのように評価するかによって、代償金の金額が変わります。

不動産の評価の方法には以下のものがあります。

不動産の評価の方法によって、代償金の金額が異なるため、その方法で算出するか合意する必要があります。
なお、代償分割においては、時価（実勢価格）を基準にすることが一般的です。

2．「結果」

お二人は、「代償分割」を選択され、時価（実勢価格）で算出する事に合意しました。代償金は690万円の半分、345万円になりました。

その後、O様は代償金として現金を受け取り、弟様はご実家に住み続けることが可能となりお二人とも納得できる結果に導くことができました。

お客様の相談内容

売却物件 概要

相談にいらしたお客様のプロフィール

お客様は富山市にお住まいの60代のB様です。
お父様がお亡くなりになり、B様と弟様お二人でご実家を相続することになりました。
B様兄弟のご実家が建つ土地は先祖代々引き継がれてきた大切な土地であり、B様はこのまま不動産として相続し、自分の息子や孫に残していきたいと望んでいます。
一方の弟様達は、ご実家を相続しても移り住む気はなく、保有していても利用する予定もないため売却し、現金化した状態で相続することを希望しています。

解決したいトラブル・課題

B様兄弟は何回か話し合いましたが、意見はまとまりませんでした。
このまま話し合っても埒が明かないと思ったB様は「相続トラブルを回避したい」と思い、解決できる不動産会社に相談することにしました。

不動産会社の探し方・選び方

相続問題に知見のありそうな不動産会社をネットで検索し、

• 相続問題を円満に解決できる方法を提案してくれる
• 地元密着の不動産会社

上記2点を重視し、決めました。
「地元密着の不動産会社」を重視した理由は、地元の不動産事情に精通している不動産会社であれば、より最適な提案をしてくれると思ったからです。

B様の「トラブル・課題」の解決方法

様々な不動産会社のホームページを見比べた結果、富山市の不動産市場や動向について詳しく書いたページを掲載していた弊社に目が留まったそうで、相談いただきました。

遺産分割にはさまざまな方法があり、B様のケースでは「代償分割」で解決することができます。
まず、B様には「代償分割」のメリットとデメリットをお伝えしました。

1．「代償分割」のメリット・デメリット

「代償分割」には以下のメリットとデメリットがあります。

【代償分割のメリット】

• 公平な分割が実現しやすい
• 不動産を手元に残すことができる
• 感情的な対立を緩和できる可能性がある

【代償分割デメリット】

• 代償金の準備が必要
• 相続税以外の税金がかかる可能性がある
• 評価額を巡るトラブルが発生する可能性がある

B様は先祖代々引き継いできたご実家が建っている土地を売却することに抵抗があり、
できるなら、息子や孫などの次世代に引き継いでいくことを希望されています。
代償分割ならば、「物理的に不動産を分割すること」や「売却して現金化すること」なく、遺産分割を公平に行うことが可能です。

ただし、不動産を相続するにあたって、B様が代償金を弟様たちに支払う必要があるので、金銭的に余裕がないと選択できない分割方法です。

2.「結果」

B様と弟様たちは検討の結果、代償分割で遺産相続することになりました。
B様に代償金を支払う金銭的余裕があったことと、弟様たちは現金で遺産を相続できれば問題なかったそうで話し合いは円滑に終わったそうです。

不動産評価は弊社で行わせていただきました。
その後、B様は代償金を弟様たちに支払い、無事に実家を相続することができました。